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もがきつづけていた時、
やりきる力をくれた先輩、上司

新卒で入社して半年くらい経った後のこと、初めてカテーテルの月間売上本数の目標達成を実現できました。聞きつけた上司はもちろん、同僚たちがあたたかく称賛してくれました。もがき続ける私を見てアドバイスをくれたり、時には黙って見守ってくれたりしたおかげで、やりきることができました。こういう経験があるから、苦戦している同僚を見ると力になりたいと強く思います。営業中は一人だけど、自分の背中にはたくさんの味方がいるということを感じられるのが、当社のいいところです。

その後も経験を積み重ねることで観察力を磨くことができました。先輩たちのように堂々と話せるようになるまでには時間がかかりましたが、相手をよく見ることに関しては負けていなかったと思います。声のトーン、歩き方、仕草など、多くの人が見逃してしまう些細な動きから気持ちを読み取ることが自分の強みになり、モチベーションが高まっていきました。

研修でのシミュレーションはばっちり、
でも現場に出ると一筋縄ではいかなかった

当社は、新卒や業界未経験の中途入社社員に対してとても手厚いフォローがあります。私自身、社内研修は、カテーテル治療や自社製品に関する基礎知識を身につけるための大きな助けになりました。自分自身で勉強することも必要ですが、最初の一歩にこうしたフォローがあると、ハードルがずいぶん下がります。その後、営業として外に出るようになってからも、治療方針や他社製品などの知識を身につける機会があり、社会人としての好スタートを切れた手応えがありました。

ところが営業活動が本格的に始まると、最初の頃は先輩から自信のなさを指摘されました。相手の顔色を伺いすぎていたようで、緊張が相手に伝わってしまっていました。最初からベテラン営業のような余裕を持ったトークは難しいかもしれないですが、このままではいけないと奮起し、言葉が出てこない時は、せめて柔和な表情だけでも見せていくのだと必死に取り組みました。やがて何度も足を運んでいるうちに、医師を前にして少しずつ落ち着いて話すことができるようになりました。

みんな、負けたくない気持ちと
支えたい気持ちの両方を持っている

「そうは言っても外資系企業なのだから、社内の競争は熾烈なのでは？」と言われることがあります。もちろん、多くは同僚に負けたくない気持ちで仕事をしていると思います。そういう気持ちは大切にしなければいけません。しかし、だからと言って、売上がうまく上がらない同僚を見て「放っておこう」と思う営業はいません。誰にだって調子の悪い時はあります。そんな時は私や他のメンバーがカバーしたり、逆に、私の調子が悪い時は誰かに助けてもらったりすることもあります。

営業同士の情報交換、意見交換が積極的なところを見ても、助け合う文化が根付いているように思います。先輩が魅力的だから「あの人の営業の仕方を、一度試してみようかな」「あの先輩なら、この状況でどうするのだろう」と、後輩たちもお手本を探すようになるわけです。それぞれが独自の工夫で結果を残していく姿や、仕事を楽しそうに話す先輩たちの姿がカッコよかった。活躍するどの先輩のやり方が自分に合うか試行錯誤する時間は必要ですが、技術も、心構えも、魅力的な人がここには集まっているように思います。

営業職

あこがれる先輩がいるから
より自分を高めていくことができる

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あこがれる先輩がいるから より自分を高めていくことができる

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より自分を高めていくことができる