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「Euro PCR」に参加した目的

当社は世界各国に事業展開をしているので、「Euro PCR」ではヨーロッパのスタッフ主導のもと、自社製品の展示と今年度発表される新製品のデータを公開しました。

日本からは当社製品のユーザーであるドクターの方々をグループでお連れして、当社の一年間の研究成果について知っていただくとともに、最新のインターベンションに使用されるデバイスに関連する情報を収集していただきました。また、当社が主催する症例検討会にもプレゼンターとしてもご参加いただきました。

今回の「Euro PCR」の中で、当社が企画した症例検討会のプログラムは二つあります。一つ目は、「各ドクターに、実際の治療で困ったことをご発表いただき、全員でその解決策をディスカッションする」というものです。同世代のドクターが、それぞれご経験されたことを元に話し合いをされます。普段、ドクターは大変ご多忙なので、こうした機会は大変有意義に感じて頂けたようでした。二つ目は、「著名なドクターによるショートレクチャー」というプログラムです。若手ドクターが、経験豊富なドクターのお話を少人数で質問をしながら聞くことができ、貴重な時間を過ごして頂くことができました。
こういった場を設けることができるのも、海外学会ならではの良さです。

最終日はパリ観光！

海外学会のもう一つのお楽しみは開催地での観光です！限られた時間ですが、観光名所を巡って見聞を広め、教養を高めることはビジネスマンとして大切なこと！旅程は当社のイベントコーディネートチームが入念に計画します。今回は以下のような旅程を組んでもらいました。

エッフェル塔〜ルーブル美術館〜美術館の近くで昼食〜ノートルダム大聖堂〜パリ市庁舎〜ギャラリーラファイエット（百貨店）でショッピング〜帰国

ルーブル美術館は、世界的に有名な作品を次々に鑑賞できるのが最大の魅力。1日いても時間が足りないというのが正直な感想ですが、見逃せない作品は事前にチェックし、しっかりと計画を立てることで、限られた時間の中でも効率よく鑑賞することができました。これも当社のイベントコーディネートチームのおかげです。
どの建物も絵になるパリの街並みは本当に美しかったです。たった1日のパリ観光でしたが、とても有意義なツアーで海外学会を締めくくり、黄金色に輝くエッフェル塔に後ろ髪を引かれる思いで帰国の途につきました。

(左上より) エッフェル塔, ルーブル美術館~サモトラケのニケ~, ルーブル美術館~ナポレオンの戴冠式~, ノートルダム大聖堂, パリ市庁舎, 黄金色に輝くパリの夜

海外学会の過ごし方

午前

今回用意されたホテルは、エッフェル塔近くに位置するノボテルパリサントルトゥールエッフェルという少しモダンなホテルでした。エッフェル塔まで徒歩圏内。ホテル内にデリがある上、近くにスーパーマーケットもあるため、食べ物には困りませんでした。ホテルの朝食はビュッフェスタイル。料理の種類が豊富で最高でした。朝食を終え、ホテルを出る前に日本の取引先への電話・メールチェックを行います。
8:30にはロビーに集合し、タクシーで「Euro PCR」会場であるPalais des Congrèsに向かいます。パリの街並みを感じながら１０分ほどで到着。やはり、会場は国内の学会に比べると規模が大きく、驚きました。
午前中は学会を聴講しながら、ランチのためのお店を予約。会場から徒歩圏内にお洒落なお店がいくつも立ち並んでおり、非常に便利でした。

午後

ランチはグランド=アルメ通りに面したオープンカフェのレストラン。モッツァレラチーズを添えたサラダが秀逸でした。ドクターや先輩社員と和気あいあいとした雰囲気の中で楽しいランチタイムを過ごすことができました。ランチを終え、引き続き学会にてライブ（中継先はヨーロッパ、中東など様々）やセッションの聴講、他社製品情報の収集を行いました。
17:00頃には移動して、ホテルに一旦戻り、18:30頃から夕食。夕食はル・パリオというミシュランガイドに掲載されているレストランで、フレンチのコースディナーをいただきました。前菜はサーモンのカルパッチョ、1stメインディッシュはロブスターのスープ仕立て、2ndメインディッシュは子牛のステーキとキャッサバ芋のフライ添え。盛り付けが綺麗でボリュームもあり、大満足でした。
21:00頃には解散して、スタッフ全員で翌日の打合せ。ホテルに戻ってメールをチェックし、就寝しました。

海外学会を終えて

今回の海外学会参加を通して、担当するドクターを含め、参加して頂いたドクターの皆様ととても充実した時間を共有でき、より密な関係を構築することができたように思います。約一週間の長期日程となった為、ドクターのスケジュールの面や、仕事の関係上、海外の学会参加となると、なかなかチャンスがないということで、ドクターの皆様には非常に喜んで頂くことができました。また、予定を滞りなく進める為には、いかに先を見据えた行動ができるかという事をとても痛感しました。営業社員はエリアが異なると、一緒に仕事をする機会は少ないですが、他エリアの営業のみなさんの立ち振る舞い等を身近に感じることで、とても刺激を受けました。パリという美しい街で美味しい食事を堪能しながら、先輩社員やドクターと過ごせたこの一週間はとても思い出深いものとなりました。

海外学会の過ごし方

午前

8時半にホテルロビーに集合し、タクシーで学会会場へ。学会会場までエッフェル塔や凱旋門の横を通過し、シャンゼリゼ通りも通りぬけ、わずか10分たらずの移動でしたが、パリに来たことを実感しました。学会期間中の移動に関しては、当社のイベントコーディネータがわかりやすいしおりを用意してくれているので、タクシー移動もそれを見せるだけでスケジュール通りに目的地までたどりつけます。
その後、ドクターはご興味のあるセッションをそれぞれご覧になり、私たちスタッフは会場に戻り各企業のブースを見て回ったり、講演を聴講したりしました。

午後

この日のランチはル・コングレマイヨというシーフードが有名なレストランです。このレストランで有名なのがシーフードタワー。カキ、海老、カニ、ハマグリがタワー状に盛り付けられ、目でも楽しめる一品でした。ランチが終わって、14時頃には学会会場を出発してホテルに戻り、本日のメインイベントである「勉強会」の準備に取り掛かります。ドクターの発表を拝聴しながら、プログラムの進行がスムーズにいくように注意を払います。
約三時間の勉強会が終了し、ドクターとスタッフを含めて全員で夕食に。58トゥールエッフェルというフレンチレストラン。エッフェル塔の中にあるレストランでした。メインディッシュの真鯛のバターソテーが絶品でした。デザートはチョコレートブラウニーをいただきました。濃厚かつ上品なチョコレートの味が今でも忘れられません。海外学会が始まってから既に三日たっているので、ドクターの皆様とも打ち解けられ、勉強会の感想やそれぞれの病院の事をお話しつつ交流を深めていきます。スタッフはドクターの間に入り、当社についての話も混ぜながら会話が盛り上がるよう配慮。
夕食を終え、パリ市内にある”なりたけ”というラーメン屋にいきました。フランス人も並ぶ有名店です。やっぱりラーメンは日本人のこころを癒してくれます。ホテルに戻り、明日の準備と日本からのメール対応をして就寝しました。

海外学会を終えて

大きなトラブルもなくドクターと学会に参加し、ドクターの皆様の横の繋がりや学術情報の習得のサポートをすることができ、まずは一安心しました。普段の営業活動では、十分な時間がなく話す事のできないドクター個人の事についても伺う事ができ、ドクターの考え方などを深く知る期間となりました。これを先輩方とシェアをし、より良い営業活動に繋げられたらと思います。
また、複数人のドクターの中に入り海外学会のお手伝いをすることは、先回りをして考え、行動をすることが求められると感じます。長い時間をご一緒させて頂くのですから、言葉の違う国に行ってもなお現地の人と交渉したり、いかに早く行動に移せるか、移そうと努力できるか（その姿勢を見せる）が求められる事が、弊社営業だと改めて感じ勉強になりました。学会以外にも滞在したホテルや食事、観光もすべて記憶に残る海外出張となりました。

若手社員による海外学会参加レポート