オーバスネイチメディカル採用特設サイト

「人と接する仕事」の原点は車内販売

大学時代、昔から憧れていた新幹線の車内販売のアルバイトをしていました。他にもサッカー場で飲食物の売り子をしていたこともあり、もともとお客様と接して様々なリクエストにお応えする仕事が好きだったのだと思います。卒業後もそのまま好きな車内販売の仕事を続けようかと思っていた時期もあったのですが、大学卒業を前に、やはり正社員での就職を考え、オーバスネイチメディカルの会社説明を聞きに行きました。説明を聞く前は、医療器具というものに対して、例えば「よく切れるメス」など、とても繊細なつくりのものなのかな？というくらいの認識しかなかったです。また、人が病気になったら、薬を飲むか、切るかしないと治すことはできないと思っていたのですが、バルーン製品を見せられながら説明を受けたときに「こんな小さな風船みたいなもので病気が治せるんですよ」と言われて、「なんてすごいことなのだろう！」と感動したのです。それでこの素晴らしい製品を世に届ける仕事をやってみたい、と強く思いました。入社後は12週間の研修を受けたのですが、文系学部出身の私には、心臓の解剖学など普段触れることのない分野の知識を覚えるのはなかなか大変なことでした。座学を終えて、先輩についてOJTに出てからも、ドクターとのお話の中で出てくる基礎的な言葉や概念については「あっ、これ座学で習ったな」と思うこともあるのですが、小学生の頃の勉強に例えて言うなら、座学で覚えたことは「ひらがな」で、現場に出たら「漢字」や「英語」で話している、最初はそんな感覚でしたね。身につけた知識のさらに上を行く、まさに応用といったところでしょうか。OJTが終わってホテルに帰った後、わからないことを調べて「あー、そういうことか」と納得するというのを毎日やっていました。もちろん一緒に回ってくれる講師役の先輩にもその都度聞いたりしましたよ。現場に出たら、問われる知識はやはり段違いなのだと実感した日々でした。

OJTで出会った、魅力的な先輩たち

OJTでは、北は山形から西は大阪まで回りましたので、各地の先輩方のそれぞれの仕事のスタイルやノウハウを学ぶことができ、今も現場に出る上で大きな財産になっています。女性の先輩が講師役として付いてくださったときには、専門知識の豊富さや、さりげない気配りがうかがえるような振る舞いを目の当たりにして、私もいつかこんな風になりたいな、と思いましたね。配属先エリアは離れてしまいましたが、今でも学会や、「TOPIC」という毎年開催されるライブデモンストレーションなどでお会いできる機会があるので、営業職としても女性としてもいろいろな点で参考にさせていただいています。中四国でお世話になった先輩には、画期的なアイデアを共有していただきました。心臓の病気について市民の皆さんに知っていただくため、担当施設のドクターを講師とした公開セミナーを企画・実行したそうなのです。セミナーの目的は、一般の方には日ごろ馴染みの少ない、心臓のはたらきや心臓の病気についてまずは知ってもらうことです。一般の方ですと「胸のあたりがなんとなく苦しい」と感じたとしても、心臓病が原因とは気づいていない場合も多いかと思います。自分のご病気にお気づきではない患者様に対して、セミナーでご自身の状況について気づいていただき、またその病気の治癒をお手伝いできるカテーテルという優れた医療器具について知っていただける機会になります。間接的かもしれませんがお客様であるドクターのニーズに合った企画であるとともに、心臓病で倒れる人を減らせる可能性があるという意味で、広く社会貢献につながる取り組みが私にもできるかもしれない、と熱い思いを抱いた出来事でした。OJTで各地を回って感じたのは、オーバスネイチメディカルには良い意味で芯があり、独創的な人が多いということです。他社と同じことをするのではなく、製品もサービスも差別化していくということを常に意識して、仕事をしているように思います。プラスαの考え方ができる人が多いということでしょうね。私は既成概念にとらわれない人たちが集まってこそ良い製品を提供することができるのではないかと考えています。

現場に配属されてからの歩み

通常中途採用の方の場合は12週間の研修が終わった後、配属先での引き継ぎが始まるのですが、私は新卒で入社しましたので、研修後も1〜2ヶ月配属先エリアの先輩に同行し、仕事の流れやエリアのお客様のことを知るための準備期間がありました。準備期間中にほとんどのドクターと1度はお会いして面識ができていたので、その後正式に担当を持って仕事を始めたときは、比較的スムーズにいったと思います。すでに少し関係性ができているので、担当変更のご挨拶に伺うと「この間来ていた人だね。うちの担当になったんだね。よろしく」と先方に言ってもらえたりしましたね。私の上司は、相手が入社何年目だから、といった区別は全くなく、誰に対してもどんなことでも真剣に話を聞いてくれるのです。「これはちょっとレベルが低い質問かな？」と思えるような疑問や質問なども、真面目に聞いてくれます。もしも私が新卒で入社してすぐに、周りの上司や先輩たちが誰も話を聞いてくれなかったら、自信がない中で萎縮してどんどん質問ができなくなっていったでしょう。その点オーバスネイチでは最初から「なんでも言ってね！」と声をかけてくれるオープンな姿勢の方ばかりなので、萎縮することなく仕事に慣れることができました。とはいえ、上司に話をするときには、私なりに拙いながらも「私はこのように考えているので、こういったことをやりたいです」というのを、いかに相手に理解してもらえるかを考えながら準備・説明をしています。相手が納得してくれるように筋道を立てて説明するということでは社外で行う説明・プレゼンテーション・交渉とも共通していますから、よい練習になります。

見つけた、私なりの仕事スタイル

当社で仕事をする上では、基本的に女性も男性も関係ないと思うことがほとんどですが、やはり体力面で男性にはかなわないと思うときはあります。私の場合、夜はあまり遅くならずに帰り、お会いできる確率が高まるよう翌朝早めに担当施設にお伺いしたり、お伺いする回数そのものを増やしたりして工夫しています。訪問回数を増やせば、3回に1回はお会いできる、という可能性も出てきますから。工夫をしていかないと、後々体力的な問題などで自分自身が動けなくなるかもしれないので、タイムスケジュールは自分なりのやり方にしていますね。その点は私の上司も同じ考え方で、何時間お待ちしてもお会いできないのであれば、やり方をかえたほうが良いのではないか、といった形で効率的な考え方をしてくれるので心強いです。やっと自分なりのやり方もつかめてきた中で、いま目指しているのは「（担当が）私だからこそ自社製品をご使用いただけた」という手応えを得ることです。「信頼が得られた」「認められた」という経験ですね。私は先輩や上司に恵まれているので、困ったときは誰かが助け舟を出してくれてここまでやって来られた、という部分が大きいです。早く誰かの助けがなくても、自分でどうにかできる一人前の営業担当になりたいですね。そして一人でも多く、私のことを心から信頼してくれるお客様を作っていきたいです。また、いま私を親身になって育ててくれている先輩たちや上司のように、私自身も未来の後輩に対しては、どんな質問にも進んで答え、親身に接したいと思っています。

営業職

社会学部在学中はアルバイトで新幹線の車内販売員として活躍ホスピタリティとガッツをあわせ持つ、期待の若手女性営業。

社会学部在学中はアルバイトで新幹線の車内販売員として活躍
ホスピタリティとガッツをあわせ持つ、期待の若手女性営業。